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膵臓癌

膵臓の病気(腫瘍)とは 慈恵医大外科での治療と成績 Q&A

Q1 膵癌は増えているのでしょうか?

A1 膵癌は年々ゆるやかに増え続けています。発生率では男性では第5番目、女性では第6番目に多い癌です。1年間に全国で約20,000人が膵がんになっています。

Q2 膵癌にはどのような症状がありますか?

A2 膵臓の位置、構造の項で述べたように、膵臓、ことに、膵頭部に病気が存在すると、膵管、胆管、場合によっては十二指腸が影響を受けます。つまり、膵管狭窄によっては膵液が鬱滞して、膵炎による腹痛や背部痛が出現したり、胆管狭窄によっては胆汁が鬱滞して黄疸を発症したり、十二指腸狭窄によっては食物や胃液が鬱滞して、食欲低下や嘔吐などの症状が現れます。逆に、膵臓の体部や尾部ではこれらの症状が出にくく、発見が遅れがちになるわけです。また、腫瘍の影響で膵臓からのインスリン分泌が低下することがあるため、初めて糖尿病と診断されたときや、糖尿病が急に悪化した場合には注意が必要です。