操縦席の窓から(一般公開用)
操縦席の窓から

外科学会@セントレア
2024.04.18

随感随筆

第124回日本外科学会定期学術集会は名古屋大学消化器外科の小寺泰弘先生が主催され、会場は中部国際空港の中にあるAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)でした。名古屋で大きな学術集会といえば名古屋国際会議場が使用されることが多く、こちらは新幹線のほうがアクセスしやすいですが、Aichi Sky Expoは断然飛行機の方が便利です。あまり知られていないことですが、羽田とセントレアの間には国際線接続用のフライトがJAL、ANAの両社から少数ながら運航されており、私は飛行機で向かいました。

早朝から羽田空港に向かうと、考えることはみな同じ。いかにも学会場に向かいそうなスーツ姿の方々がたくさんロビーにいました。中には医局の先輩も。

機材はJA312J、国際線仕様のBoeing737-800です。

定刻からやや遅れて羽田空港を離陸し、都心上空を経由していざ愛知へ。

雲中飛行の時間が多く、終始ゴトゴト揺れていました。

富士山の北側を経由するルートを使用します。
降下中は揺れが大きくなってきて、山岳地帯の地形の影響なのかと思いましたが、地上にいるパイロットの親友に連絡して確認。普段そのようなことはなく、シンプルに気流(天候)の影響ではないかとの答えが返ってきました。よく利用する空港なら空港周囲や出発・進入経路上の揺れの特性などはだいたい把握していますが、セントレアへの着陸は人生2回目なので、学会場に着く前から勉強になりました(笑)

40分弱の飛行時間(36分?)で、あっという間に中部国際空港に着陸。
空港からは徒歩で会場まで向かいました。

東京から離れた地で同じ医局の先生方と会うと連帯感のようなものを感じますし、懐かしいお顔にもお会いすることができて、とても有意義な時間でした。何より、会場で配布された名古屋のグルメガイド「The KODELIN Guide」の秀逸さに驚きました。

私は日帰りだったので帰りは名鉄のミュースカイで名古屋駅に向かい、新幹線で帰京しました。

操縦席の窓からトップ