呼吸器外科の特色
呼吸器外科では、原発性肺癌、転移性肺腫瘍、縦隔腫瘍(胸腺腫、胸腺癌、胚細胞腫瘍など)、気胸、膿胸、胸壁腫瘍、気管狭窄など、あらゆる疾患を取り扱っており、質の高い手術、治療を提供しています。
早期肺癌に対しては胸腔鏡手術とロボット手術などの低侵襲手術を行っています。一方、進行癌に対する積極的な根治切除も行っています。気管支形成や血管形成、人工心肺やECMOを用いた手術など、他院で手術困難と判断された症例でも条件が揃えば積極的に手術を行います。都内では治療可能な施設が少ない、気道狭窄病変に対する硬性気管支鏡での治療、ステント治療も行っています。

診療実績
2015〜2019 手術件数

研究項目
臨床研究
- 自然気胸における胸腔鏡下手術でのポリグリコール酸シートと胸膜擦過の再発防止の意義に関するランダム化比較試験
- 呼吸器疾患における術後疼痛に関する前方視的検討
基礎研究
- ラットでのVV-ECMOモデルの確立
- 肺癌患者における標的抗原の同定とがん微小環境の解析
- 一酸化炭素による肺移植後拒絶反応軽減の基礎的研究



