附属4病院や関連病院での新型コロナウイルス感染症への対応に際し、多くの皆様から医療用防護具のご寄付を頂戴いたしました。この場を借りてご紹介させていただきますとともに、医局員一同、心より御礼申し上げます。
家本賢太郎さま(クララオンライン社長、東京都港区)より沢山のサージカルマスクを寄付していただきました。院内感染回避と医療者防御は病院機能を保持し、必要とされる医療を提供する上で何より大事ですので大変助かりました。ありがとうございます。
岩﨑仁彦先生(葉山岩﨑内科クリニック院長、神奈川県葉山市)より沢山の N95マスクを寄付していただきました。
病院では特に N95マスクと防護服・エプロンが不足していましたので大変助かりました。持つべきは良き同級生です。
株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー(東京都中央区、大野秀晃 社長)に、その高度な技術とフットワークの良さを活かして現在入手が極めて困難なフェイスシールドを無償で作って頂きました。同社は夜鍋して、手弁当でこうした貢献を全国の病院にしてくれていますが、サステイナブルではありませんので寄付活動も行っています。 https://readyfor.jp/projects/japanmedicalcompany 是非、ご協力ください。
新型コロナウィルスは目、口、鼻から、しかも受動的にしか人体に侵入できません。そこをきちっとガードしてくれるJMP社製の高性能フェイスシールドは医療従事者を感染から守ることで患者・国民の命を救う事に寄与します。さっそく医局員300名全員と必用としている各診療科に配布しました。
厚く御礼申し上げます。
ジャニーズ事務所(東京都港区、藤島ジュリー景子 社長)から、入手がほぼ不可能である高性能 N95マスクと防護服を沢山ご寄付いただきました。これは同社が社会貢献として進めている医療従事者と施設支援の Smile Up Project の一環としてご寄付いただきました。
さっそく医局員300名全員に複数個の N95マスクを持たせました。また防護服は慈恵医大病院でもポリ袋の活用を検討するほど不足していましたので病院に譲りました。Smile Up Projectのお陰で今やプライスレスな防護具を沢山頂きましたが、今後の患者救命に大いに役立たせていただきます。
厚く御礼申し上げます。
ゼブラ株式会社(東京都新宿区、石川真一 社長)から現在入手が極めて困難なサージカルマスクを1万枚ご寄付いただきました。
全国的なマスク不足は医療機関にも及んでおり、それが医療者の新型コロナ感染、そして医療崩壊の一因にもなっております。
慈恵医大外科学講座には40の関連病院があり、多くがマスク不足のために悲鳴を上げておりましたのでこのご寄付・ご支援は大変ありがたいばかりではなく、患者・国民の命を救う事に直結します。
外科学講座の代表として厚く御礼申し上げます。
慈恵医大外科学講座・統括責任者 大木隆生