操縦席の窓から(一般公開用)
操縦席の窓から

年間症例報告会
2022.01.29

随感随筆

穏やかな天気に包まれた土曜の午後、外科学講座の年間症例報告会が行われました。新型コロナウイルスが出現する以前、年間症例報告会と慈刀会(同門会)総会はセットで開かれるものでしたが、2年連続で年間症例報告会のみの開催となりました。諸般の社会情勢をふまえると仕方のないことですが、レジデント1年目・2年目の先生は一度も慈刀会の行事(総会・年2回のセミナー)に参加できていないことになり、何とも寂しいものです。私の記憶する限り、同門会の懇親会は2019年1月26日以来、開かれていないと思われます。皆で肩を組んで輪になって「曙満ち来る」を歌っていたあの頃が、懐かしくも思われますね。
一方で、当番や当直が必須の外科診療に従事する立場にあって、全員が現地集合することはありえないながらも、こうしたオンライン形式の報告会なら遠方のスタッフでも容易に参加できるようになったことは、コロナ禍で見出せた収穫だと思います。いつ来るのかわからないポストコロナの時代にも、現地・オンラインのハイブリッドのメリットを十分に発揮できるとよいものですね。

慈恵医大中央棟(左)と愛宕グリーンヒルズMORIタワー
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