操縦席の窓から(一般公開用)
操縦席の窓から

近未来のミライ
2025.05.19

鉄道随感随筆

同僚の先生に車で高輪ゲートウェイ駅まで送っていただきました。
車を降りて道路沿いの階段を昇ろうとすると、誰もおらず少し不安になりました。間違って変なところに入ってしまって「ブーッ!」と警報でも鳴るんじゃないかと、少し緊張。

階段を上がりきってコンコースに出ると、人がいてホッとしました。

高輪ゲートウェイ駅といえば、私の中では“近未来”の象徴です。広くて整然とした空間。無人のコンビニ、ロボットの清掃。普通の駅とは全然違う空気を感じます。

でもそんな「近未来っぽい」駅がこうして普通にあって、自分がそこに立っているということは……もはやこれは未来ではなく、現在なんですよね。

近未来って結局何なんだろう。近未来の未来には、どんな景色が広がっているんだろう。
そんなことをぼんやりと考えながら、家路につきました。

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