操縦席の窓から(一般公開用)
操縦席の窓から

ひのとりの旅
2022.01.02

鉄道

一夜明け、1月2日。爽やかな天気に恵まれました。

初詣は志摩市の伊雑宮(いざわのみや)様という神社にお参りしました。
伊勢神宮内宮の別宮として古くから信仰を集めていて、その歴史は約二千年にもなるそうです。

伊雑宮

昼食にお邪魔したお家で、伊勢海老のブイヤベースをいただきました。
伊勢の伊勢海老ですね(笑)

立派な伊勢海老!

この地域ではお雑煮の餅は正円形に近い丸なのですが、そこには「物事が丸くおさまるように」という願いが込められているそうです。食にまつわる郷土の文化は、興味深いものですね。

さておき、今回の年末年始は土日が含まれる最短のパターンで、そうそうゆっくりはしていられず・・・ 私は4日から仕事なので、14時頃には現地を出発しました。タイミングよく、臨時列車の特急ひのとりに乗車できました。

近鉄80000系・特急ひのとり

近鉄80000系・特急ひのとりは2020年3月にデビューした新型車両で、主に大阪難波と近鉄名古屋を結ぶ名阪特急に投入されています。カフェスポットやベンチスペースなどのプレミアムな設備を有し、しまかぜに続く近鉄特急の看板とも言える車両です。(参考:近畿日本鉄道ホームページ
特急電車の車内設備に本気を出す私鉄は、東の小田急電鉄、西の近畿日本鉄道だと個人的には思っています。

名古屋と大阪を結ぶ最速の交通手段は東海道新幹線で、所要時間48分、料金は6,680円(普通車指定)。特急ひのとりは所要時間2時間6分、4,540円(ひのとりレギュラー)。この差をどうとらえるかではありますが、東海道新幹線の駅が新大阪であることを考えると、大阪側の目的地・出発地によっては十分利用価値のある特急ではないかと思われます。

あっという間に近鉄名古屋駅に到着。私のように連休最終日を避けて移動する方が多いのか、名古屋駅はとても混雑していました。

JR名古屋駅

ちなみにこのコンコース、日本の鉄道史に残るCMのロケ地だったことは皆様ご存知でしょうか。

きっと君は来ない?

この場所を歩くたびに、山下達郎のクリスマス・イブが頭の中に流れます。

そして、名古屋で乗り換えたのぞみがN700S系でした。これまた何というタイミング。しまかぜ→ひのとり→N700Sのリレーで、今年は鉄道づくしの一年になりそうな予感しかしません(笑)
通常運用されているN700系・N700A(アドバンス)をバージョンアップしたタイプで、2020年7月から運用されています。乗り心地が改善されているとはいっても体感で差を感じることはありませんでしたが、液晶化されたディスプレイに目が引かれました。

N700S・SはSupremeの頭文字

自宅に帰り、名古屋で入手した風来坊の手羽先と味噌カツサンドで夕食となりました。

ついつい買ってしまう、味噌カツサンド
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