操縦席の窓から(一般公開用)
操縦席の窓から

熱き星たちよ
2022.05.03

随感随筆

今年のゴールデンウィーク唯一のお楽しみとして、ハマスタに野球観戦に出かけました。野球観戦は実に7年ぶりです。

対戦カードはDeNA―中日。どちらかというとDeNAが好きですが、なるべく日差しに当たらないようにするべく三塁側をチョイス。

プロ野球も、ようやく定員をフルで収容できるようになりました。前日でもかなり座席に余裕はありましたが、試合開始時には満員御礼に。
声を張り上げての応援や楽器の使用は禁止されていますが、その代わりに録音された応援歌とコールが試合展開に合わせて再生されていました。タイミングはよく合っていてあまり違和感を感じませんでしたが、本当に必要な演出なのかはちょっと疑問。打球音に耳を傾けるのも一つの楽しみ方ではないでしょうか。

「スタ―マン☆ランド2022」と銘打たれたゲームで、スターマン☆ランドの国旗が掲揚されていました。

打者に有利なハマ風が吹く

ハマスタは2020年にウイング席が新設され、約6000席が増席されました。DeNAが運営するようになってから劇的に観客動員数が増えましたし、球場での演出も華やかになりましたね。「BAYSTARS LAGER」「BAYSTARS ALE」なんていうオリジナルビールも売られていました。

傾斜は急そう・・・

肝心の試合は両軍ともにピリッとせず、お馴染みのリリーフカーを何度も見る羽目になりました。投手交代も大事な一手ですが、あまり頻繁すぎると間延びしますね。。

「横浜反撃」のキャッチコピーも虚しく、7対3で中日の勝利。ベイスターズは3つのエラーが全て失点に絡むという非常に微妙な試合展開でした。

試合終了後は密を避けるために規制退場が行われ、ブロックごとに退場する時間帯が区切られていました。

フェンス上の電光掲示板にも規制退場の指示

私のブロックが規制退場の一番最後になってしまいましたが、ガラガラのスタンドに吹き抜ける5月の風も心地よかったです。

お馴染みYの字の照明スタンドも少しだけ点灯

帰り際にスタジアム近くの喫茶店でお茶を飲んでいたところ、マスターがベイスターズのふがいない試合内容に「草野球じゃないんだから」と笑っていました。
日頃、手術とメンタル(ゴルフ?)の関係について教えていただく機会の多い私たちですが、プロ野球選手すらエラーをしてしまうということには、なんとなく通じるものがあるように感じます。
百戦錬磨のプロでも、精神的に取り乱すとありえないようなミスを冒してしまう。そして、工程の数が増えれば増えるほど、全体としての難易度が上がってくる。言うは易く行うは難しですが、「冷静沈着」をいかに保てるかは、プロとしての重要なスキルの一つですね。

夕食は・・・横浜といえばこれですね(笑)

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