この分野では、肝臓等の機能を良好に保ちながら安全に治療を遂行する専門的な知識と技術が要求されます。当院では合計10名のスタッフ(2020年8月現在)が診療に従事しており、2017年の年間手術件数527件、年間入院患者数778人となっています。また胆嚢摘出術に代表される腹腔鏡手術が最初に導入された分野であり、当科でも早くからこのような低侵襲手術を積極的に取りこんでおります。短期間に的確な診断をつけ早急に必要な治療を開始して、なるべく短い入院期間で社会生活に復帰できることをめざしていますが、患者さんそれぞれのご事情にあわせて診療を行うように心がけています。